閑話休題

玩具とか撮った写真とかゲームとか

C-45 特殊戦闘員 メタルスエアラザー



突然だけど



昔の玩具と言えばギンギラのメッキだよね。


やっぱそうだよね!!コロコロ限定のベイブレードと言えばメッキ、ダイノゾーンと言えばメッキ、そしてビーストウォーズといえばギンギラギンのメッキだよね。分かってくれて嬉しいよ。

急にどうしたって?先日ビーストウォーズメタルスよりタイガーファルコンのリメイク品が出るって情報を見た時に真っ先にこう思ったのよ。




「メッキ無いじゃん。ギッラギランのメタルス戦士欲しいな」



しかし当時品はプレ値ついてるのが当たり前。

タイガーファルコン→約40,000円
メタルスパワードコンボイ→約20,000円
メタルスブラックウィドー→約16,000円
メタルスコンボイ→約9,000円
メタルスチータス→約7,000円
メタルスラットル→約4,000円



さすが当時品。

売ってるだけ凄いがやはり一筋縄ではいかない…。


そこでふっと目に入ったのが


メタルスエアラザー→約 2 , 5 0 0 円


安い。

それもそのはず。メタルスエアラザーは玩具のみが存在していて、本編にはノーマルエアラザーが続投されています。つまり出来が良いとか悪いとか以前にほぼオリジナル玩具のようなものなんですよね。こういうプレ値ってファンが多いかどうかも関係してくるので結構妥当な値段かと。




そんなん



買うやん?


ドン、パッケージ。パッケージつき販売とかサービスが過ぎる。しかも箱は開封済みでしたが中身はそこまで遊んだ形跡が無い。え、マジ?

メッキ玩具は遊べば遊ぶだけ剥がれるのが当たり前。最近の玩具にメッキが使われないのはそういう理由もありそう。だからメッキボロボロの関節ゆるゆるを覚悟していたけど最近の玩具よりも関節が固い。


嬉しい


そして小さいとは言えパッケージにCGのメタルスエアラザーが載ってる。



嬉しい




背面の商品説明が凄く賑やか。




嬉しい





パッケージだけで一生見てられそうだからいい加減先に進もうと思う。



クォンタムサージによりトランスメタルスの姿となったエアラザー。というIFの世界。

くちばし、背中がメッキ、顔と翼や尾がクリア素材という超豪華仕様。非常にカラフルですがベースが淡い色なので透明感あります。

両肩に背負ったジェットが大きすぎてつい見てしまう。ハヤブサの上からがっぽりメタルパーツが覆い被さっているようで好き。


変形の都合で翼は羽ばたけず、首も動かないので遊ぶ要素は少なめ。しかしメタルス戦士といえばビーストモードだけではありません。


ビークルモード。ジェットスキーモード。

脚を畳み、翼を広げ、ジェットスキーを出せば水上戦形態に。

しかし大空を音速で飛べるメタルスエアラザーにこの機能は必要なのだろうか?海面を高速で駆けても、そもそも水中戦が得意なデストロンがいないんですよね。

潜水モードならvsランページや水中からの奇襲に使えそうですが…。どんなシチュエーションを想定していたのか開発者に聞いてみたいところ。




さてそれではいってみましょう!メタルスエアラザー、へん、しん!


面白すぎる。

背中が割れて下半身が出てくるなんて誰が予想できただろうか?いや、できない。

ビースト時の鉤爪を隠すつもりが全くありませんが、一応近接武器の"ラザークロー"という設定。


めちゃ鳩胸!って思いましたが、エアラザー自体が海外では女性戦士であり、メタルスエアラザーはそのまま女性戦士として作られているので超ないすばでーなお姉さんなんですよね。

エアラザーといえばどの玩具でもハヤブサの顔が胸部にきていましたが、お腹パーツになって腰のくびれにメリハリをつけているところがグッド。

ビーストウォーズメタルスは、ビーストモードがメタル要素強め、ロボットモードが生物要素強めとなっている珍しいパターンなので、メタルスエアラザーも例に漏れず一気に生物要素が増えてカラーリングと質感がガラッと変わって良い感じ。


顔はアニメのエアラザーと言うより旧玩具のエアラザーを進化させたような顔。


全身

さすがに翼が重すぎて翼を浮かせての自立は難しめ。ただ、ある程度の角度はつけられるので支えとして使えます。背中のジェットがビーストモード時よりゴツくなってかっちょいい!!


変形途中に見えるサイバトロンエンブレムのシール

そういえば昔はプリントされてなくてこういうシールだったなぁと沁沁。


可動は凄いぞ!!怖くてどこまで曲げて良いのか分からないけどこれが限界だと思う!!


唯一遊べそうな要素としてスキーを展開してみたけど何だろう。ビーストウォーズの世界ならスキャン装置と言ったところか。


気を付けしてからアーマーを閉じれば防御形態に。めちゃ硬そうやん…。

因みにこの時初めてアーマーに「CYBERTRON」と印刷されている事に気が付く。


キングダム版エアラザーと。

やはりエアラザーと言えば自信満々な口元だと思うので、同一人物とは思えない見た目。しかしメタルス玩具は今の玩具と遜色無い程プロポーションが良い。


デラックスクラスビースト覚醒エアレイザーと。

ビーストの足がロボットの腕だったり変形のし方が似ていたりと共通点の多い二人。デラックスクラスの洗練され具合が際立ちます。


スタジオシリーズビースト覚醒エアレイザーと。

もうここまでいくとエアラザーが何なのか分からなくなってくる。しかし2体とも紛れもなくハヤブサの戦士エアラザーなのである。


本来なら首を上に向ける事は出来ないのですが、胸部をしっかりはめずに変形の中間で止めてやると上手い具合に誤魔化せます。メタルスエアラザー持ってる人はやってみてね。


「教えてくれ◯飛!」デレデレッデッデッデッデ

高機動モードだ!!ってノリノリで写真を撮ってたけど、ここまでいくとビーストモードと変わらない…。


全員集合で〆!

以上、C-45 特殊戦闘員 メタルスエアラザーでした。


ギラッギラでかっこいい。

やっぱさ。平成と言えばメッキとクリア素材だよね。どちらも耐久性が無いから廃れていったけど、たまに気持ちが昔に戻って懐かしむには最高の玩具だわ。

正直に白状すると、買ったときは「メッキボロボロの関節ユルユルで良いし、当時品ってまぁこんなもんだよねって思って終わりかな」くらいの期待度で買ったんですよ。けど状態は綺麗だったし普通に変形のやり方面白いし、ボリュームもあって楽しめる良い玩具でしたわ。コレクターに感謝。

メタルス玩具は昔にメタルスラットルを持っていたのと、トランスメタルス2のダイノボットとトライプレダカスエージェントに触ったことがあるくらいだったので非常に新鮮でした。10年くらい前はアキバのショーケースのお店に大量にいたビースト戦士達もなかなか見掛けなくなり、今ではまんだらけとジャングルだけが頼みの綱感あります。今度久しぶりにショーケースのお店を片っ端から回ってみようかなぁ。

皆さんもメッキ素材でメタルス戦士になってみては?