マクシマルズ、マクシマライズ!!
突然だが…
顔の良い、腰のくびれたゴリラが欲しい。
先日ヨドバシアキバにふらっと入った時の事。ショーケースにスタジオシリーズ オプティマスプライマル飾られておりけり。
オッホ。
素晴らしい。今までのプライマル玩具はビースト時のゴリラ胸を裏返すか上からカバーをつける事によってロボット胸を形作っていた。その結果どうなっていたかと言うと
結構太ましい体型になっていたんですね。
いや、これはこれでかっこいいよ?だってゴリラなんだもん。ゴリゴリにムキムキなロボット最高じゃん。ロストエイジのハウンドとか最高じゃない?だから今回ビースト覚醒の冒頭でエイプリンクがビーストの姿で戦い始めた時は叫ぶかと思った閑話休題。
閑話休題。
えーっと、今までのプライマル玩具はどうしてもロボットモードが太ましかったんです。しかし先程の展示品写真の2枚目を見て貰えれば分かるのですが、スタジオシリーズではビースト時の胸部をガバッと外して後ろに回す事によってロボット時はスリムで見事な逆三角形体型を作り出しています。これによってゴリラ体型ではあり得ない腰のくびれが生まれ、ムキムキながらもスマートなロボットになっています。
けどね
ビーストウォーズのコンボイは"たらこ唇"がかっこよかった。たらこ唇のマスターピースとキングダムシリーズが出た時は興奮が治まらなかったよ。
けどね
ビースト覚醒のオプティマスプライマルと言ったら身体も顔もシュッとスマートなのがかっこいいんじゃい!!!!!
つまりだ。
①身体が見事な逆三角形でムキムキ。
②顔がマスクオンしている。
③しなやかかつダイナミックな動きをつけてスマートさに拍車を掛けたい。
あるの?そんな無茶な条件を満たした玩具が。
そう、あったんです。
童友社さんならね!!
童友社さんとはプラモデルや模型商品を出している会社。私は今回初めて触れるのであまり明るくないのだが城プラモデルといえば童友社さんというイメージがあるらしい。建物プラモはちょっと興味があるので是非覚えておきたい。
直近でめちゃめちゃ話題になった童友社さんのトランスフォーマーと言えば、映画バンブルビーver.の巨大オプティマスプライムプラモ。価格がなんと46,200円。身体を動かすとパーツが筋肉のように連動して動く事でバズりまくっていました。
期待しか無い。
中身。
プラモデルと言ってもほぼ組み立て済み。四肢を胴体に嵌め込み数パーツ取り付けるだけ。簡単でしょう?
さくっと組み立て。かっこよさがエグいて。
童友社さんのトランスフォーマーの特徴として"変形機能のオミット"があります。変形しないトランスフォーマーってどうなの?と思われるかもしれませんがこれを見たら考えが変わるのではないでしょうか。
ビーストモードとの兼ね合いを意識しなくて良い分、リソースをモデリングに全力投入している。各所の3D感と余計なガワが存在しないのがとても新鮮。
背面の密度よ。
変形機構を備えたプライマルフィギュアの場合、どうしてもビースト顔を胴体にしまわないといけない関係で背中は胴体の中身を隠すカバーになっております。それが無いお陰で肩甲骨と背骨が独立しメリハリがあり、ジョイントパーツなどで見た目が損なわれる事が一切ございません。背骨最高!
参考画像を見た時に微妙かなと思ったのがマスク部分がうっすら波打ってておちょぼ口みたいに見えた所なんですよね。しかし実物は全く気にならない程の波打ちでかなりのイケメンフェイス。恐らくマスクの下に口がある表現なんじゃないかと。
頭の蓋を外してフェイスパーツを交換する事ができます。ビーストウォーズのコンボイで見慣れたたらこ唇が非常に可愛い。しかしビースト覚醒のオプティマスプライマルはマスクオン状態がかっこ良くて好きかなー。
口の位置的にもさっきのマスクの波打ち表現の話は合っていそうですね。こういう細かい所が非常に良い。
変形をオミットしているだけあって可動は相当なもの。上半身は屈んだり反ったりと前後に動くし、腰から足の付け根は引き出し式になっていて膝立ちも楽々。
ボディはほぼ空洞になっていて見た目よりかなり軽いですが、さすがに動かしすぎてバランスが取れない事もしばしば。重心大事。
重心さえちゃんと考えてやれば片足立ちキックも何のその。いや、結構頑張ったかも。
空洞有りの握り拳の他に付属している手首。指が可動しないので取り替え式となっております。
指差し(右手)
空洞無し握り拳(右手)
開き手(両手)
右手が多いですがこういうのがあると遊びの幅が広がっていい。
犯人はお前だゴリラ
強く拳を握るゴリラ(これはまぁ空洞有りでもいいかな…)
そして"剛力自慢"バトルトラップのハンマーを受け止め、そのままパワー勝負に勝利するオプティマスプライマル。
あのシーン見たときは鳥肌が止まりませんでしたね。「張り合う…?」が最高の煽り。やっぱプライマルなんや。
武器の双剣。
やっぱビーストコンボイといえばこれですよね。ビースト覚醒ではあまり頻繁に使っていませんでしたがキービジュアルの時点で持っていたのでしっくりきます。
こちらもお馴染み、繋げて一本の武器にする事も。
キングダムシリーズのビーストコンボイと並べて。
ビースト覚醒本編のマクシマライズの仕方から変形機構はほぼ同じと思われます。少しずんぐりむっくりしているビーストコンボイに対して腰が非常にスリムなオプティマスプライマル。デザインの新旧感あって非常に良い。
こう並べるとデザインは殆ど一緒なんですよね。デラックスのチーターと違い、プライマルのロボットデザインが出たのは結構早かったのかしら。
並べて。かっこよすぎてかっこいい!
スタジオシリーズチーターと。
実際のサイズ差どんなもんだったかなぁ。結構近いような気もするけど、次映画を観るときはもうちょっと意識して見てみようと思う。
アクスタと同じポーズを取らせて〆
以上、童友社 yolopark オプティマスプライマルでした!
と、見せかけて
まぁもう少しだけオマケ。
●ウェイン•ジョンソン風に撮ってみたり。ゴリラ!!って感じがして非常に好き。
折角なのでスタジオシリーズチーターもアクスタと同じポーズを。いやー、スタジオシリーズもホンマによく動く。
ビースト覚醒のラストバトルと言えば無双系ゲームばりの疾走感。映画を観てからトランスフォーマー達を走らせる事しか考えてない。チーターはさすがに自立しませんでしたがプライマルはかろうじて自立。不安定なポーズで自立すると変なアドレナリン出ますよね。
キービジュアルのポーズを取らせたこちらもお気に入り。首の角度に苦戦しましたがかなり再現度は高いのではないでしょうか。これも可動域が広くビジュアルに全振りした童友社さんの商品ならでは。チーターとかも出ないかな…。
今度こそ本当に〆。
楽しい…。
オプティマスプライマルのキービジュアルを初めて見たときからずっと想いを馳せていたのでほぼCG通りのフィギュアが発売された事に感動し続けている。
「変形しないトランスフォーマーなんて満足度低いんじゃあないの~?」とひねくれた目で見ていた自分が恥ずかしい。正直最近買っていたトランスフォーマー玩具の中で一番満足度が高いかもしれない。これで童友社さんからビースト形態のプライマルフィギュアとかでちゃった日には心臓が止まるかもしれん。
欲を言うなら…という部分が今のところ出ていない。だってこれ以上を求めたら冒頭で少し触れた4万円のプラモになっちゃう。今回紹介したのは7,000円程のフィギュアなので、スタジオシリーズや覚醒オプティマスと同じ価格帯で買えてしまうのも最大の特徴。値段良し、クオリティ良しで出会えた事に感謝しかない。
皆さんも一家に一頭、ゴリラを飼ってみては?