平和を望む心優しきリーダー
この時を待っていた!!!!!
童友社さんのオプティマスプライマルを記事にまとめた時にチラッと触れたスタジオシリーズオプティマスプライマル。
ビーストモードとロボットモードの体格が違いすぎてどう変形するのかずっと疑問だった商品ですが、5ヶ月待ってようやく実物を手に入れる事が出来ました!!
嬉しい…
感動的だ。
ビースト覚醒のビジュアルが出たときに真っ先に出たのがこのオプティマスプライマルでしたが、スタジオシリーズが出たのはまさかの映画公開の7ヶ月後…
待ったよ
待った甲斐があったよ…
ビースト覚醒の愛については今まで散々語って来たのでもういいだろ。早くゴリラを触らせてくれ…。
パッケージ
プライマルのCGがバーンと写っている迫力のあるパッケージ。今回はライノックスと比べて箱が物凄く大きかったのに少し驚き。プライマルは今までのビースト組の中では一番高額でしたがそんな大きかったっけ?
パッケージ裏にはプライマルの紹介と劇中での活躍が要約されており、この文章だけで胸が熱くなってきます。
サイドにはプライマルのCGがデカデカと。このロボットモードを初めて見た時は「変形はどうなってるんだ!ビーストモードが想像できん!」って興奮したものです。
中身を取り出すとこんな感じの緊縛。
トランスフォーマーの玩具はロボットモードで緊縛されてる事が多いのでビーストモードで入ってるのは新鮮。そしてオプションパーツが豊富なのでパッケージが大きかったのね。
箱から取り出して。
驚く程…体型がいい!!
でっぷりとしたお腹に適度に短い脚、今までのプライマルフィギュアの中で一番ゴリラらしい姿なのではないでしょうか。
と、言いつつ私はまだマスターピースに触れる事が出来ていないので、あれはまた別物だとお考えください。
閑話休題。
露出したメカ部分がシルバーバックの証のようになっていてかっこいい。体毛の部分が印刷では無く造形として細かく作られているので非常にメリハリがあります。
対照的に背中はしっかりとメカメカしていてこれはこれで良い。こうなっている理由はまた後程。
正面や横から
歴代のプライマルフィギュアは
胸部→大きさそのまま。
腹部→ロボット時に腰に。
手足→長さそのまま。
で変形をしていたので、今回は全く違う変形機構なのが一目で分かる程の完璧なゴリラ。今後プライマルフィギュアが出るとしたら絶対にこの変形タイプで出して欲しい。
手足の可動はもう説明不要ですね。今のトランスフォーマーはよく動くんだよ。
…と、言いたいけれどなかなか癖があります。
今回面白かったのが肩が引き出し式になっていたところ。結構手前にグッと出すことができます。
脚は特殊な形をしているので上げる事はできますが曲げられません。いや、どうなってんだこの脚…。
首はナックルウォーク姿勢の関係でめちゃめちゃ動く。ぐるんぐるん動くよ。
そして顎を引くようにして口を開ける事ができます。これ凄いな。どんだけビーストモードで遊ばせる気だぁ~?
そして!!手がさ!!!穴つき握り拳+旧ボーイズトイみたいな形をしてるの!!!これ凄くないか!?
はぁ…はぁ…
これの何が良いって、武器をしっかり持たせられるだけでなく動きの幅が広がるところ。どんだけ遊ばせる気だぁ~?
皆さんお待ちかねナックルウォーク姿勢。おぉ、ゴリラがすぎる…。
プライマルフィギュアは初代がナックルウォーク姿勢前提から始まり、マスターピースやキングダムシリーズで立ち姿との両立が主流になってきましたが、ビースト覚醒でようやく違和感の無い両立に至ったかなと感じます。いいよね…ゴリラしてるよ…。
後ろから。なーほーね。
前回のボイジャークラスまでは脚を大きく折ることによって脚の長さをカバーしていましたが、今回は脛辺りから曲げる事によって脚が曲がらない事をカバーしています。ナックルウォーク姿勢への愛を感じる…。
一度ここでロボットモードに移っていきましょう!
マクシマルズ、マクシマライズ!!!
おいおいおい!バケモンかぁ~!?
体型がここまで変わるプライマルフィギュアは初めてですよ…。
もう少し詳しく見ていきますかね。
くはぁ~!!なるほど!!!!
ボイジャークラスまではビーストとロボットでそのまま使っていた胴体パーツを、背中を丸々カバーパーツにして大胆に取り外す事によって一回り小さいボディを中から出すことに成功。脚は引き延ばし長くして、腕はパーツ移動と拳の変更でシュッと細く見えるように工夫しています。
アキヨドの展示を見た時は"お腹パーツを背中に回している"と思っていましたが、まさかビーストの背中パーツをお腹に回しているとは…。くぅ、見破れなかったのが悔しい!
並べると本当に感動もの。これぞトランスフォーマー…。
背中
ビースト時の背中を丸々背負ってます。確かに背中パーツを背中にしないと武器が取り付けられないんですよね。
正面から
見事な逆三角、そして美しい細マッチョ。これぞバランスの取れた我らが指揮官…。
真後ろから
そして背中がメカメカしかった理由がこれ。生物感が強いと背負い物感が強くなってしまいますが、これだとメカとしてのデザインとして違和感がありません。完全に溶け込んでやがる…。
胸部にはキラリと光るマクシマルズのマークが。
可動はちょっと脚が上がりづらいかな。でも腰捻ったり着地性が良かったりするのでめちゃめちゃ遊べます。
蹴りポーズはこの通り余裕。着地性がいい。
ロボットモードでもビーストモード同様に指が可動。ユビデカレノンって感じ。
ロボットモードはビーストモードと前後が逆になる為肩を後ろに反る事が出来ます。武器を振り下ろすポーズは肩を前に引き出せた方が良いのですが、後ろに引き出せるとグッと力を溜めたようなポーズを取らせられるのでこれは全然有り。
うーん、しかしこのタイプの肩は珍しい感じがします。
ほんじゃまか付属品の紹介を。
まずはトランスワープキー
物語の冒頭から最後まで、文字通りこれが全ての鍵になったアイテム。口に咥えさせる事が出来れば尚良かったのですが、さすがにサイズ的に無理でした。
しかし分割出来て激熱。争奪戦の時は半分になった状態だったのでブンドドには欠かせないギミックですよね。
先程チラッと触れたプライマルと言えばのブレードが2本。でも本編ではそこまで印象には残らなかったかなぁ。バトルトラップの鉄球を奪って顔面連打の印象が強すぎた。
腰に穴があるのでブシドースタイルで格納する事も可能。
そして連結させる為の鎖。これは2本連結させたもの。
節が交互にしか同じ向きに曲げられないのでちょっと遊びにくいかな。
最後はオートボットのオプティマスプライムが使っていたアックス。
最後のシーンでプライムが使っていたのは自分の武器なのかプライマルの武器を借りたのか…もうそこまで覚えてないなぁ。
キングダムプライマルとボイジャークラスプライマルと並べて。
ビーストモードでは頭半個分低く脚が短いのがよく分かります。そしてでっぷりとしたお腹。あーいいね!!!
ロボットモードでは逆に頭半個分高くなり、スタイルが異常に良いのが分かります。いや本当に気合い入りすぎだと思う。
キングダムシリーズとボイジャークラスでは、ビーストモードの腹の部分がロボットモードでは腰になっていて、小さいボディからすぐ脚が生えているような腹筋の窮屈さがあります。
しかし今回のスタジオシリーズでは鍛え上げられた腹筋が全面に押し出されていて手足も長く、ゴリラはゴリラ、ロボットはロボットとスタイルの住み分けが完璧にされているんですよね。
童友社プライマルと
ロボットモードだけに焦点を当てたキットと比べてここまでやりますか!!!正直洗練されすぎている。
どうしたんだ。開発陣はゴリラが大好きなのか?私もだ。
そしてついに!!!待ちに待ったスタジオシリーズ揃い踏み!!!
買ってて良かった。ありがとう。君もありがとう。君もありがとう。好きだありがとう。
もっとこういう戦闘シーンがいっぱい見たかったよ。WAR WAR 争いは STOP IT。
こんなもんで〆!
以上SS-118 オプティマスプライマルでした。
このゴリラを待ってたんだよ。
これ定価だと8,000円くらいするんですが、いいよ全然いいよ全然買わせて頂きますよ寧ろ安いよ。
これまでのビースト覚醒スタジオシリーズの出来がどうとかじゃ無くて、このプライマルの完成度が異様に高すぎる。ゴリラの体型からヒトガタの体型までの行程が少ないにも関わらず、ケチらず、楽をせず、丁寧に設計してくれた作り手からの情熱を感じる。
あぁしかし悲しいかな。私のビースト覚醒は一旦ここで終わってしまう。次回作は絶対あると思っているし、「次回作があるとしたらオプティマスプライマルが出ないという事は無いだろうね」という監督からの心強いメッセージもある。次はラットルやタイガトロン、メガトロンなんかも出てスパークの話をやってくれないかな。そしてワンチャンエアレイザー復活を何卒、何卒。
皆さんも完璧なゴリラ、目指してみては?