闇より忍び寄りし、邪悪なる暗殺者
皆さんは自分の中で「レアな掘り出し物」ってありますか？
私はまさにこのトライプレダカスエージェントがその内の1つです。
昔は秋葉原のショーケース巡りが趣味で、こまめにこまめに通っていました。そんな中出会ったのがこのトライプレダカスエージェント。形はメタルスチータス2だが、カラーリングが全く違う。疑問しか無いのに関わらず、一目惚れして何も調べずに即決購入してしまいました(今じゃ調べてからじゃないと怖くて買えないですね...)
メタルスチータス2とは何ぞやという話になりますが、ビーストウォーズメタルスは開幕でクォンタムサージという謎の光を浴びた一部の戦士達が動物からメタルボディの動物に進化しますが、物語の終盤でトランスメタルドライバーというエイリアンの装置をメガトロンが独自に改造し、一部の戦士達がトランスメタルス2という進化をした姿になりました。
ただ、チータスは普通に進化したのでは無く、事故に会うように進化してしまい、初めは心も身体も暴走してしまいます。あの時コンボイが手を差し伸べるシーンは今でも忘れることはできません...。
閑話休題。
トライプレダカスエージェントはアニメには登場しておらず、細かい設定をまとめてくれているブログはいくつかあるのですが、私にはソースがないので設定については割愛させて頂きます。
ただ、名前の由来が「トライプレダカス評議会の工作員」という事を知り、なるほど！というのが半分、もう全然覚えてないというのが半分ですね。ジャガーが出てくる話で名前が出てきたのを何となく覚えてます。
トライプレダカスエージェントはジャガーの生まれ変わり説もあるそうで、確かに歴代の玩具はチータスのリカラーと一部アレンジだったしなぁと納得。
トライプレダカスエージェント
ぐるりと
アシンメトリーなデザインと、アンバランスなフォルム。
黒ベースに金と銀の塗装が非常に映えます。
設定が設定だけに、メタルスチータス2(の今回はリカラー)は顔から全てが不安定に歪んでますが、これが堪らんとですよ！
発達した上半身に対してこじんまりと収まっている下半身、異様に長い尻尾と爪。ただ立たせているだけなのに、今にも襲いかかりそうな迫力があります。チーターって構えたりすると背中が盛り上がるのですが、それを上手く誇張した素晴らしいデザインだなと。
足のカバーを持ち上げればデストロンのエンブレムが。
メタルスチータス2はアニメでこのカバーを開けるシーンがありましたね。
背中についている銃の砲身のレバーを押せば、ミサイルが発射します。
アニメではメタルスチータス2のブースターになっており、加速装置として使ったり飛ぶのに使用していました。
根本で固定されている為、ある程度は角度をつけて飾ることができます。
チーターがモチーフですが、カラーも相まって熊と言われても納得しそうな風貌。力強い。
それではビーストモードはこれくらいでおしまい。
トライプレダカスエージェント、へん、しん！
4足から一転、2足の獣人になります。
ただ立たせている変身では無く、身体を捻りながら変身をする為、ビーストモードの時と配色バランスが変わり簡単な変身ながら新鮮な感じに。
折り畳んでいた後ろ足を伸ばすと思っていたよりボリュームがあり、アンバランスな感じはしません。棒立ち以外は足の裏はきちんと着地しませんが、安定感はあります。
上半身アップで
ビーストウォーズと言えばの食い縛り顔。好き。
背中に装備していた銃は取り外して手に持たせられます。
右手首を捻ればシールド展開モードへ。
チータスタイプの玩具と言えば恒例の尻尾武器
アニメではチータス=銃のイメージですが、メタルスチータスは使ってた気がする...。
適当に何枚か。
右手首はギミックの関係から上下にしか捻れませんが、肘の関節がボールジョイントなので多少は融通がききます。
今回はこれにて〆！
以上、トライプレダカスエージェントの紹介でした。
チータスやジャガーと言えばスリムでパッと見スピードタイプだと分かるプロポーションをしていましたが、今回のメタルスチータス2、トライプレダカスエージェントは力強さが前面に出ており、とても新鮮ですね。
ビーストウォーズのビーストモードは完全な動物で、ビーストウォーズメタルスのビーストモードはヒューザー戦士(2種類の動物が融合した新しい動物)以外はキラリと光るメタルボディだったので、機械と動物が混ざりあったこの姿は当時非常にカッコ良く見え、一番お気に入りのデザインでした。
トランスメタルス2の戦士はダイノボットも所持しているので、ダイノボットの記事を書くときに比較写真をあげたいなと思っています。
蜘蛛姉ちゃんは...高くて手が出せない！けどいつか欲しい...。
皆さんも暗闇からの襲撃、してみては？
